組技未経験で柔術選手志向の方の練習スケジュール

オススメ一週間の練習スケジュール
入会当初
月・水・金-19:30~21:30 柔術クラス
土-15:30~17:30 柔術 

レッスン参加回数が10回を越えるとスパーリングに参加できるので以降は

月・水・金-19:30~22:30 柔術→柔術スパーリング
  練習参加時間が遅い場合 21:30~22:30+23:00~ 柔術スパーリング
木-21:00~23:00 NO-GI
土-15:30~17:30 柔術 

NASCER DO SOLでは、組技未経験者の方には、レッスン参加回数が10回を越えるまでフリースパーリングへの参加を制限しています。これは、怪我の防止とモチベーション低下の防止を目的としています。
選手志向の方は、入会当初やる気が先行しているため、自分自身をコントロールできずスパーリングで怪我をすることがよくあります。また自信を持っておられる方も多く、いきなりスパーリングに参加すると(当然ながら)やられてしまい、自信を喪失しモチベーションを失ってしまう方も多くみられます。
そのため、まずは柔術の基礎技術をある程度まで習得していただくまでフリーのスパーリングには制限を設けています。
組技の経験が相応にある方でない限り、スパーリングでは色帯の選手にはまず間違いなく勝てません。勝てたとしてもそれは相手が意図的に抜いてやっている、もしくは体格差があるときくらいでしょう。
最初は、勝ち負けに拘らず、焦らずにコツコツと練習を重ねてください。次第に、技術も体力も向上し本当の強さも自信もついてきます。

レッスンへの参加回数が10回を越え、スパーリングにも参加し、柔術に慣れてきたら、自分の練習の目的に応じて少しずつ1週間の練習スケジュールに変化をいれていくと良いでしょう。
基本的には、月水金の練習にコンスタントに参加をしてスパーリングの本数を多くこなしていけば自然に柔術選手として成長していくと思います。

火曜日のMMA基礎、木曜日のNO-GIクラスでは、レスリングを中心とした立ち技、柔術クラスではあまり紹介しない足関節技・首への直接の絞め技などを教えています。柔術着を着ないスピーディーで変化に富む攻防は優れた柔術選手になるための非常に良い練習になりますので積極的に参加するようにしてください。

ブラジリアン柔術のルールでは、白帯~紫帯の足関節技はアキレス腱固めのみという制限がついていますが、茶帯・黒帯では、ヒールフック以外の関節技が解禁されています。茶帯になってから足関節技を習得しようと思ってもなかなかうまくはいきませんので、なるべく早い段階から足関節技に慣れていくことをお勧めします。

週に6日練習に参加することが理想的ですが、生活時間帯に制約が全くない方も稀だと思いますので、それぞれ自分にあった時間帯で工夫して練習に参加してください。